ハイブリッド車や電気自動車、あるいは水素自動車などいわゆる化石燃料からの脱出を図るためにエコカーへの取り組みが始まったのは結構前のこと。ホンダの初代インサイトは1999年9月に発売。またトヨタのプリウスも初代発売は1997年と10年以上も前に開発は行っていました。
しかし開発はしたものの化石燃料社会どっぷりの世間がそれを受け入れる土壌も無く、コンセプトカー的、環境問題に取り組んでいるぞ的スタンスで終わっていたのです。
それから約10年。経済状況は中国に追い越され、経済大国の地位が危うくなってきた日本は、内需拡大の意味もあって、環境立国をめざすことに方向転換。エコカー減税の政策も鞭となって国内はあれよあれよというまに新型プリウスと新型インサイトに埋め尽くされるに至ったのです。
これに乗り遅れたニッサンはハイブリッドではなく、完全電気自動車の開発に社運をかけました。ハイブリッドが従来の化石燃料に決別できないのに対し、完全電気自動車は化石燃料を全く使いません。このコンセプトを全面に出し、販売に至ったのがニッサンリーフです。
しかしリーフは400万円もするクルマなので、そうそう売れません。ニッサンはキャンペーンを打ち、試乗会を頻繁に行っていますが、そもそも抽選なのでなかなか当たりません。そこで私たまごやはニッサンリーフをニッサンレンタカーで予約し、一日自腹でゆっくり試乗することにしました。
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