梅雨時や秋の長雨のこの季節はフロントウインドウの曇りに悩まされる時期ですね。フロントデフロスターにしてファンを回せばフロントウインドウの下側からエアーが噴出して曇りを取るのですが、ヒーターにして暖かい空気を出さないと曇りは取れません。梅雨時や秋の長雨の時期はヒーターにすれば暑いし、かといってクーラーでは寒いしと、意外と困ること多いです。そういう時はヒーターを入れつつエアコンを入れますと時間はかかりますが曇りを取ることができます。
サイドウインドウやリアウインドウはともかく、フロントウインドウは下手に拭くとぎらぎらするようになって特に夜間は運転しずらくなるのでやたら拭かないようにしましょう。
内側のウインドウは普段からきれいにしておくことに越したことありませんが、なかなか手入れが行き届かないものです。特にフロントウインドウやリアウインドウは傾斜しているので、拭き取りが非常に疲れる。
内側のウインドウは、天気のいい日を選んで、市販のガラスクリーナーでよく磨いておくといいでしょう。雨に日はクリーナーのアルコールや水分が飛びにくいのできれいになりません。外側もフロントウインドウを除きガラスクリーナーで磨いておきます。
問題なのは、フロントウインドウです。最近では撥水効果を狙ったガラコなどの製品は、雨粒を飛ばす方式で視界を確保します。こういう製品を使っている時はガラスクリーナーを使うと撥水効果が落ちますので注意してください。
またガラコなどの撥水効果を狙わない場合は、キイロビンなどで油分を完璧に落とす方法をとり、ガラス面に雨滴を馴染ませる方法をとります。この方法でもガラスクリーナーを使うと、シリコンなどが入っている場合はぎらぎらの元となります。
つまり、フロントガラスは雨を徹底してはじくか馴染ませるかどちらかにしないとぎらぎらで悩むことになります。
ちなみに私は撥水効果のある製品を使ったことがありますがどうも効果がいまいちでしたので、馴染ませる方式をとっています。
あと大事なことはワイパーの性能です。できれば１年ごとにワイパーブレードを交換して快適な視界を確保してください。ブレードはホームセンターなどで一本１,０００円以下で買えます。これで安全が確保できると思えば安いもんです。そうそう最近の車はワイパーは左右で長さが違うので、あわてて同じモノを２本買わないように。車種適合表をよく調べて左用右用を確認してください。