先週(3月4日~8日)も、TOPIX、日経平均株価とも好調に上昇。私はといえば、前週に引き続きあまりの伸びが怖くてついていけず、指をくわえて眺めているだけ。
ここのところの上げ相場で、一日でかなりの値幅で上がる銘柄が多い。前日比二桁高は珍しくないし、額面の大きい株なら前日比○千円高もちらほら。
こんな相場なら、取引時間中ずっとパソコンに向かい(あるいは電話・窓口などで証券会社にコンタクトが取れ)、いつでも注文を出せる状態にあれば、一日で買って売って結構な利益が出せる。うまくやれば。
例えば、先週の金曜日(3月8日)に前日比40円高となった三井金属鉱業(5706)。始値470円(09:06)のあとすぐに安値466円(09:06)になったあと、前場は470円から480円くらい。すごいのが後場で、13:30で476円くらいのところから急上昇、そのまま大きく下がることはなく一気に503円をつけた(14:52)。これはたまたま私の登録銘柄から選んだだけなので、もっとすごいあがり方をした銘柄もいくつかあるに違いない。
終わってしまったことを後からチャートで見てワォ!と思っても一円の得にもならないのが悔しいが、もしリアルタイムで見ていたら、480円くらいで買いを入れて、うなぎのぼりに上昇していく様子をウハウハしながら見守って、500円くらいですかさず売って、ということも可能。1000株の取引でも、わずか1、2時間で2万円(手数料等は考えない)くらいの利益、1万株(そんなに買う資金は私にはないが)だったら20万円。
なーんて、取らぬ狸の皮算用は楽しい。現実には毎日こんな調子というのは無理にしても、年に何回かは可能だと思う。リアルタイムで株式市場に張り付いていられれば、なおのこと確率は高まるはず。いつか家にいられる平日があったらやってやろうと機会を狙っている。
ところで、アメリカでは景気回復の兆しが本格的になってきたようだが、国民の「やった!景気回復!!」という楽観的な心理も景気を好転させている一つの要因なんだそうである。こういうところは日本も見習って楽観論を前面に出せば、停滞している日本経済も明るい方へ向かうかもしれない。「病は気から」とよくいうけれど、これは人間の個体だけではなく、個体の集合体である社会にも当てはまるのかも。
■■口座状況■■
◎保有株
(銘柄・保有株数・平均取得単価・直近の終値)
全日空・2000株・452円・380円
◎余剰資金
679,553円
◎一週間の損益
なし
2002.03.12
◆CANE