先日192円で毎度おなじみ新日鐵を2000株売り注文出しました(買値は187円)。売れるまでは、いつ売れるかということで気もそぞろ、頭がいっぱいになってしまう。考えたくないことがあるときなど、気が紛れてよい。
登録してある銘柄の始値・終値・高値・安値が毎日メール配信されてくるので、家に帰ってから真っ先にメールを見る。が、自分の指値を無視した範囲で取引が行われているような日は、約定するわけないんだから口座のページにアクセスするまでもない。すぐさまメールを削除しパソコンの電源も切る。
今回は、売り注文を出してから2日後、「高値 192円」と書いてある待望のメールが配信された。自分の売り注文の指値と高値が同じ値段ということほど気持ちのいいことはない。大体翌日にそれよりも高くなっていることが多いのが玉に瑕だが。
私は「高値 192円」のメールを見た瞬間から売れたもんだと思い込み、すぐさま自分の口座のページを開いた。2000株を187円で買って192円で売って、単純に計算すれば1万円だけど手数料と消費税を引いたら7千円ってとこだな、と暗算しながら。電卓で計算すればわかることなのだが、やはり残高が増えている(わずかだけど)口座を自分の目で確認したい、でしょう?
しかし、注文約定一覧のページにはなぜか「約定セズ」の四文字が。無情。売れたはずなのに、なんで!!と画面に向かって吠える。1日のチャートを見ると、確かに192円の値をつけたときはあったのだが、糸より細いくらいの線が一本192円のところに到達したところでその日の取引は終わっていた。
成行注文優先の原則(成り行き注文はそれ以外の注文より値段的に優先する原則)、そして時間優先の原則(同じ価格の注文があった場合は先に行われた注文を優先する原則)とはこういうことなのかとさらりと納得したふりしているがそれにしても悔しい。
■■口座状況■■
◎保有株
(銘柄コード・銘柄・保有株数・平均取得単価・直近の終値)
9202全日空・2000株・452円・313円
5401新日鐵・2000株・187円・190円
◎今週の損益
なし
◎余剰資金
357,900円
2002.07.26
◆CANE