「川重を寄付きで6000株買って、1円上がるまで待って売る」という自称「1円ルール・3月版」の2週間目報告。1週目はなかなかうまく行き、してやったりであったが、さて2週目は。
3月9日、日曜日の夜のこと。明日から2週間目が始まる。いつもの如く、翌10日月曜日用に、川重を寄付きで6000株の買い注文を出そうとしたとき、いつもは何も考えずに「実行」ボタンを押すのだが、虫の知らせとでも言うのだろうか、クリックする手が止まった。なんといっても、週末には「日経平均株価がバブル後最安値更新」したばかりである。明日から始まる新しい週は、さらに下がる可能性大だ。1日様子を見たほうがいいだろうか・・・。
なんて、ほんの一瞬「実行」ボタンを押す手が宙に浮いたものの、我に返るといつのまにか画面が「ご注文を受け付けました」になっていた。習慣とはおそろしい、そのままクリックしてしまったようである。注文取り消すのも面倒だしこのままでいいか。株価は下がったら反動で上がるもんだし、などと自分を励ましつつ寝た。
案の定、月曜日は始値=高値という手も足も出ないパターン。99円で買ってそのまま保有。その日は日経平均も一時8000円割れだった。昨日注文を躊躇した時に止めていたら、と軽く後悔したが仕方ない。売れるまでにしばらく気長に待ってみようと考えて、100円での売り注文を今月いっぱい継続にしておく。
しかし、火曜日以降、私の後悔は日に日に重さを増していったのである。今週の始値と高値を拾い出してみると、月曜日以外は全て始値と高値の差が1円もしくは2円。
月曜日 始 99 高 99
火曜日 始 97 高 99*
水曜日 始 95 高 97*
木曜日 始 97 高 98
金曜日 始 97 高 99*
今までのパターンから考えたら、始値よりも2円上がった日は、ほぼまちがいなく売れている。上の表で*をつけた曜日である。月曜日に取引をやめておいて、火曜日から取引していたら、火・水の2連勝は堅かった、ということになる。木曜日は1円なので確実ではないけれど、金曜日も楽勝だったはず。
毎日取引しなければいけないものでもないんだし、いやな予感がしたなら1日くらい休んでもよかったのである。ま、今更言っても仕方ない。ここは「自分もなんとなくいやな予感を感じられるくらいにまで経験を積んだのだ」と感慨に浸ることにする。時には自分の予感を信じることも大切、と言うことを学んだとことにして今回のことを正当化する私なのでした。
■■口座状況■■
◎保有株
(銘柄コード・銘柄・保有株数・平均取得単価・直近の終値)
7012川重・6000株・99円・96円
9202全日空・3000株・406円・235円
◎今週の損益
◎余剰資金
200,931円
2003.03.24
◆CANE