「1円上がるまで売らない」ルールで川重を売り買いすること2ヶ月目。わりと順調に行っていたのもつかの間、4月の第2週目、106円という高値で6000株買ってしまって以来、株価は一向に戻る気配なし。ひょっとして何かの間違いで107円をつけないかと藁にもすがる思いで株価チェックをする毎日だが、4月第4週目には川重以上のショックが私を襲うこととなった・・・。
106円で買ってしまった川重を抱えて早2週間目になろうとする第4週を迎え、間違いでもウソでもいいから、一瞬107円をつけたすきに売れないかと川重6000株を107円で売り注文出しているものの、相変わらずの低空飛行。
21日(月) 始101 高103 安100 終103
22日(火) 始102 高102 安 99 終100
23日(水) 始101 高102 安 99 終100
24日(木) 始100 高101 安 99 終100
とはいえ、終値がかろうじて100円台に乗っかっているうちは107円になる間違いも起こりそうな錯覚に陥る。
しかし。
この日、とうとう私の恐れていたことが起こった。
かれこれ2年以上持ち続けている全日空。自慢じゃないがナンピンまでして3000株、平均取得額406円で買ったこの株が、とうとう200円を切ってしまったのである。
24日(木)の全日空 始201 高202 安199 終 199
406円が199円・・・半分以下です。
もっとも、前々から全日空についてはいつかは200円を割るだろうと思ってはいたが、現実に割ってしまうと「この先」を考えてしまう。これから坂を転げ落ちるように下落していくに違いない。
私の頭の中には、一生懸命土俵際で持ちこたえていたのが、ついにバランスを崩して土俵を踏み外すどころか客席まで転げ落ちていくような力士の姿がよぎった。最後には川重よりも安くなったりしたら笑える。
25日(金)
川 重 始 99 高 99 安 97 終 97
全日空 始200 高200 安197 終199
ついにこの日は川重も100円を割り、全日空もさらに安値を更新。
川重も全日空も、いい加減売った方がいいかなという思いも増す。
しかし、ここまできたらどれだけ損しても同じというやけっぱちな気持ちもあり、まだ心のどこかで信じている(信じたい)「間違い」か「奇跡」の起こる日を待ち焦がれる気持ちもあり。
仮にここで売ったとしてもそのお金でまた取引して損するかもしれないし、別に今すぐ現金必要なわけじゃないし、と次から次へと売らなくてもいい理由が思いつく。
ほんとに、こういう状況で売るって難しいのですねえ。
■■口座状況■■
◎保有株
(銘柄コード・銘柄・保有株数・平均取得単価・直近の終値)
9202全日空・3000株・406円・199円
7012川重・6000株・106円・97円
◎今週の損益
なし
◎余剰資金
816,231円
2003.05.10
◆CANE