突然だが、耳掃除のやりすぎにはご注意。
私は暇を持て余すとついつい耳掻きをつかんでしまうのだが、先日、いつもより痒かったのでつい力強くガリガリやってしまった。翌日左の耳が「いくら飛び跳ねても耳に入った水が取れない」ような状態になってしまい、自分の声が頭の中でわんわん共鳴するわ、他人の声は聞きづらいわで生まれて初めて耳鼻科へ行った。
案の定いじりすぎて耳の奥に傷がつき、菌が入ってはれ上がり炎症を起こしていた。これまた生まれて初めて点耳薬(目薬の耳版)のお世話になったが、敢えて耳の穴に液体を入れるって、なんとも逃げ出したくなる嫌な感じ。もうこんなことは繰り返したくないので、家にある耳掻きは一掃しました。
さて、外耳炎に気をとられている間に川重は、というより株式市場全体が、異様に上がっている。106円で買った6000株、結局107円で売れたはいいが、そのあと110円台に突入したりしている。「もう永遠に107円まで戻らないんじゃないか」と悩んでいた2ヶ月間を返して欲しい(実際には途中で忘れかけていたけど)。
もし、「あと○週間後に110円台になる」とか「この90円台はあと○ヶ月くらい続く」という期間の目安がわかっていれば、この2ヶ月をもっと心穏やかに過ごせたはずだ。そして、私が今まで「難しいから」と避けていた「テクニカル分析」とやらなら、ひょっとしてそういう予測ができるんではないか?と思っていたのだが、一冊の本の数行に私は妙に納得してしまった。
それは、「ゴミ投資家のためのインターネット投資術入門」(編集:海外投資を楽しむ会、発行:メディアワークス)。すでに読まれている方も多いでしょう。
本の半分近くのボリュームは『インターネットで外国債券投資』という章に当てられている。が、私はまだそこにたどり着いておらず、本の前半『「現代投資理論」をめぐるちょっとだけ長い旅』の章をわかるところだけ飛ばし読みしているところ。その中で、「アメリカで、多くの研究者がいろいろなテクニカル手法をシミュレーション解析し、その無効性を論証(中略)・・・現在に至るまで、研究者たちを満足させるパフォーマンスを上げることができた売買法は、一つとして発見されていません」という文にぶち当たる。
私は株の取引を始めてまだ3年足らず、しかも決して熱心に「研究しながらやっている」わけではないが、「何でここで急に下がるの!」などなど株価のとらえどころのなさを体で感じたことは数知れず。株価の動きに法則性はない、という考え方は自分の感覚に一番ぴったり来る。頭のいい研究者がきちんとシミュレーションした結果なわけだし。
そういうことなら、株はしばらく引き続き1円売買を続けることとして、私の次なる興味はこの本の主眼「外国債券投資」。とりあえず続きを読んでみましょう・・・。
■■口座状況■■
◎保有株
(銘柄コード・銘柄・保有株数・平均取得単価・直近の終値)
9202全日空・3000株・406円・230円
◎今週の損益
+750円
◎余剰資金
816,981円
2003.06.22
◆CANE