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[11]待てない自分

まったく自分が情けない状態になりました。前号で日経平均はもう少し下がり15,000円割れにまでなるだろう。と自分で予測しておきながら、そこまで待つ事が出来ずに、何を思ったのか奇妙な動きをしまいました。

かなり売られていて割安で、業績も良く、値上がりが期待出来る銘柄を新しく買ったのはまだ許せる範囲ですが、高値で買ってしまい塩漬けになっている銘柄の大半をナンピン買いまでしてしまった。

15,100円あたりで25日線に支えられ底堅く感じたので、ついつい行動に出てしまいました。おかげで評価損はさらに大きくなった上に、買付け余力も無くなってしまいました。早く塩漬け株を整理したいという「心の焦り」が冷静な判断を出来なくしてしまったのでしょう。

15,000円割れて14,900円位まで下がるだろうと予想したのは、私の単なる勘ではではなく、ちゃんと色々な指標を分析してから自信を持っていただけに情けくて自己嫌悪になっています。

7月14日(金)の日経平均終値は14,845円。私が買い増しをしたのが水曜と木曜。分析をした予想でなくても、3連休前の仕手舞い売りを考えれば普通は金曜まで待つか連休明けまで待つでしょうに。私って下手過ぎ。

3連休明けの7月18日は、たぶん反発するでしょう。って言うか反発してくれないと困る。ナンピン買いの時に書きましたが、ナンピン買いをして、さらに下がれば泥沼地獄です。

金曜日の終値14,845円は、5月からの大幅下落が止まった一目均衡表の週足の雲の上と同じ状態。これを割ったら雲の中に入ります。そうなるとかなりヤバイです。月足の雲の上は14,100円くらいだし、8月以降から谷があります。恐ろしや、恐ろしや・・・

もうやっちゃったものは仕方ない。ナンピンして失敗したものは、しばらくの間はホッタラカス。

日経平均が下がっても個別では上がるものもある。新しく買った銘柄が上昇してくれるのを楽しみにするしかない。なんせ資金枠一杯までいったから身動きが取れない、待つしかない(もしくは損切り)。もう損切りはイヤだ。

ちなみに先週買った私の期待する銘柄は、SUMUCO(3436)宇部興産(4208)、日立造船(7004)の3銘柄。この3銘柄の大幅上昇を祈るのみ。

小倉エビス

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