ブルーカラーは額に汗して働く人、ホワイトカラーはそれを見ている人、という論もあるようですが結構正しいかも。
ホワイトカラーとは、事務職、販売職などの、製造に直接かかわらない労働者をさしていう言い方です。これに対してブルーカラーとは現場で直接、製造の作業にかかわる労働者を言います。
ホワイトカラーは欧米の職場において事務所で働く人が白い襟(カラー=Collar)のワイシャツを着ていたことから生まれた言葉です。その後Whitecolor(白い色)と言う意味で使われ始めましたが本当の意味は「白い襟」です。一方ブルーカラーは作業服の色を表したもので、当時作業服は青かったのではないかと思われます。これもスペルはBlueCollarですが、こちらは「青い襟」というよりは「青い作業服」のがその意味として正しいのではないかと思います。
このほか、販売職をグレーカラーといったり、新しい華々しい範疇の職務をゴールドカラーといったり、職務を色に表したりしています。この場合は紛れもなく「Color=色」としての意味合いで使っているわけです。
【ホワイトカラーの「カラー」はcolor(色)じゃなくてcollar(襟)なんだよ】これって話のタネに使えるかも。