グリコプッチンプリンでおなじみのあの顔の黒い羊の名前をご存知でしょうか?彼の名前はショーンと言います。何でも食べる大食漢の子羊で人気があります。
このキャラクターは「ウォレスとグルミット」というイギリスの大人気アニメシリーズで登場するものです。このアニメは「クレイ・アニメ」と言って粘土で作った人形を撮影するのでほのぼのとした立体感があるのが特徴。
お人好しでちょっと間の抜けた発明家ウォレスと、相棒の天才犬のグルミットのコンビが毎回大冒険をする物語。犬のグルミットの方が主人の面倒を見てやっていて、新聞を読んだりお茶を入れたりするのがおかしい。そう字が読めるんですね。天才犬だから。しゃべれないけど。
私が好きなのはこのショーン君。いいキャラしてますね。黒い顔が印象的です。これが白い顔だったらインパクトも薄く人気もイマイチだったのでは?と思ってしまいます。ということでこの顔の黒い羊についてちょっと調べてみたところ、羊の中でも肉めん羊のサフォーク種という美味しい羊らしい事がわかりました。大食いなのがなんとなく納得。
白い顔の羊といえば「コリデール種」。ニュージーランドで品種改良された羊で、角がなく、足も顔も白い。黒い顔の羊は「サフォーク種」という種類の羊。イギリスで品種改良された羊で角がなく顔や胴は黒い。日本ではもっともポピュラーな羊で日本で飼育されている羊の80%以上はこのサフォークということ。
日本で飼育されているのはほとんどがこの2種で、他にはウサギのような立ち耳のチェビオット、茶色の羊毛をもち2本から4本の角をもつイギリス原産のマンクスロフタンなどが飼育されています。
同じ羊のキャラクターで人気のストレイシープのメリーは黒顔のサフォークでしょう。してみるとポーはなんでしょうね?白くて立派な角がありますね。出身はイギリスらしい。
スヌーピーが終了してしまった今、この「ウォレスとグルミット」シリーズはスヌーピーに迫る勢いで人気が出ているとか。ちょっと目が離せませんね。キャラクターグッズもたくさん発売されているようです。バレンタインのプレゼントに最適かも。