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[053]血液型の話(2)

血液型の分布は日本人の場合A型が一番多く38%。続いてO型が30%。B型が22%。AB型が一番少なく10%となっています。

血液型の起源はその型によって違うらしい。約4万年前のこと。一番最初の血液型はO型でした。O型は原始の血液型です。人類は狩猟によって生活をしていた時代で、抗原、抗体などというものは要らなかったんですね、きっと。

約2万5千年くらい前にA型の血液型が生まれました。何らかの理由で抗原、抗体を持つようになったわけです。生活様式の変化か農耕民族になってからといわれます。定住するようになって種を守るためでしょうか。異種の血液に対して免疫力が強くなったわけです。

1万年前くらいにB型ができました。発祥地はヒマラヤとされています。アジアを中心に広まり遊牧を生活様式としていました。

AB型はこれらの混血であり、進化したものです。今後更に新しい血液型の人類が登場するかもしれませんね。

話は変わりますが、 ABO式の血液型でめずらしい血液型もあります。ボンベイブラッドと呼ばれるものです。Oh型とよばれるもので、現在の人類に進化する以前の型といわれ、日本では、ごく少数にしか見られない非常に珍しい血液型です。インドのボンベイ地方に比較的多く見られることから、ボンベイの血(ブラッド)とよばれるものです。日本ではこの血液型の人は数十人しかいないとされます。少ないとされるAB型のRh(-)でさえ2000人に一人はいるわけですからいかに少ないかお分かりでしょう。

余談)血液型占いは、面白いと思います。当るか当らないかは別問題。占いというよりは「ご挨拶」です。「ねえキミ血液型B型でしょ?」。この場合答えに対するリアクションは2つしかない。「やっぱりねー」か「え!?意外だなー」。これはコミュニケーションに使えます。それ以上でもそれ以下でもありません。ただし日本国内での話。外国では血液型占いなんて、シマセン。

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