UFOは未確認飛行物体ですが、これに似たものにUMAなることばがあります。これは動物文学者の実吉達郎氏の造語で、Unidencified mysterious Animal(謎の未確認動物)の略。つまり、これまで多くの人に目撃されていながら正体がつかみきれない動物のことです。
このUMAの代表としては、イギリス・ネス湖の怪竜ネッシー、ヒマラヤの雪男(イェティ、北アメリカのビッグフット(サスカッチ)などがあげられますが、ほかにもアフリカの恐竜チペクウェ、中国の野人、タイのナークなど話題に事欠きません。昔から海で目撃されているシー・サーペントもこれに入ります。
UMA騒ぎは日本にもあり、ことに北海道屈斜路湖のクッシー、鹿児島県池田湖のイッシー、中国比婆山地のヒバゴンは当時マスコミに大きく取りあげられました。しかし、今ではこの手の話題、今一つ盛り上がりませんね。