1840年代のアメリカで、アメリア・ブルーマー・ジェンクス女史は女権拡張運動の新 聞において、長いスカートが女性の活発な活動を阻害するのものとして論陣を展開、 これを短くし裾を紐で縛り提灯型のブルマーを考案した。
つまり、ウーマンリブはブルマーによって具現されたわけで、ブルマーとウーマンリ ブは実は同じルーツをたどる。
ブルマーは日本では女子の体操着として定着し、当初のふっくらした提灯型からぴっ たりしたものに変わっていった。殿方にとってはセーラー服と同じように郷愁を誘う ものであろう。
パンツを見せては恥ずかしいが、スカートの下に穿いたブルマーは見せても恥ずかし くない。ということで、着替えの時にブルマーを前もって穿いた女子は目の前でドン ドン脱いでいくので、見ているこっちが恥ずかしくなる。いや、遠い昔のハナシ。
最近、巷では見せパンなるものが横行している。女子高生が例の超ミニスカートを穿 いているのだけれど、その下にジャージの短パンを穿いている。寒いのか、急に見せ るのが恥ずかしくなったか、思考回路が全く違う宇宙人の考えることは理解できない ので、今日はこれにておしまいにする。