投資と投機は違います。
投資はその会社に対して資本を提供するもの。つまり、出資してその会社の将来性を買うものです。利益が出れば配当が受けられます。利益が出ないときはじっと我慢です。倒産すれば、投資した金額は放棄しなければなりません(株式会社の場合=有限責任)。
つまり投資とはその会社の経営に参加することでありオーナーになることをいいます。ということは投資は愛情をもってしなければなりません。
これに対し、投機とは安い時に株(あるいは商品)を買い、チャンスをうかがって高くなったときに売り、その利ざやを稼ぎます。買った株の会社に対する愛情などないでしょう。儲かればいいわけだから。
よく株を買った人が株価の高低に一喜一憂する姿が見られますが、これはナンセンスです。惚れた会社の株を買ったのだから、そんなことでおたおたするなといいたい。株が下がったら、発想を転換し買い時と知るべし。追加で投資するくらいの意気込みを持ちたい。平均すれば購入株価は下がる計算になるし。(これをナンピン買いといいます)
また株価が上がったときも簡単に売るな、といいたい。株価が上がるのは優良な企業だからそういう時は配当で儲けることを考えてほしい。
また株を買ったら、なるべく株主総会には参加しよう。これは子をもつ親が学校の保護者会に出るのと似ている。子育てと同じで、要するに手がかかるし、また手は抜けないということだ。そこまでできないのなら株には手を出すな。
ということで、株と教育は似ているというたまごや独自の結論になってしまった。