今日の日経新聞にデカデカと載っているのが、「ふつうじゃない普通預金の誕生」。オリックス信託銀行が提供する普通預金で、新規口座開設に限って開設の当月と翌月の金利を0.5%にするというもの。ちなみに普通預金の金利は0.05%だから10倍の金利がつくというサービス。
更にセゾンカードとタイアップしていて、カード利用高に応じて金利がアップするらしい。つまり優遇金利つき普通預金。
普通に考えたら、カードを使うなら、その分預金しないで現金で物買ったら?という考えもあるが、最近ではカードを使った方が色々な特典がつくし、値引きもあるということで結構人気だ。
さて、普通預金とは銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫などが提供する預金システムで、預け入れは1円以上1円単位でいくらでも預けられる。期間も自由だ。金利は今のところ変動金利となっている。いつでも出し入れできるので、財布代わりにとりあえず入金しておくという使われ方。
もし銀行がつぶれた場合でも、元本は保証。つまり預金保健制度の対象となっているから安心だ。しかし現状ではまさに0.05%しか利息がつかないから、いれっぱなしにしておくのはもったいない。公共料金やクレジット代の引き落としに使い、それが落ちるようにぎりぎり入金しておけば良い。
普通預金は通常は総合口座として開設されており、上記のような引き落としや給料の受け取り、定期預金などを担保に「借りる」機能や、定期預金に振り替えて運用する、など総合的に使えるのがメリット。しかし、それにしても金利が安すぎますね。