なぜ人には男性と女性があるのでしょう?オトコトオンナ。正解はHをするためです。
人間に限らず動物はいつの時代にも天敵に悩まされています。人類で言えば天敵はウイルスでしょうか。ウイルスは克服しても克服しても突然変異で私たちを攻撃してくる。しかもこのスピードは大変速い。しかるに私たち人類も猛スピードで対策を講じなければなりません。ウイルスに対抗できる強い身体をすばやく得る必要があります。その対策が性なのです。
細胞分裂ではなく異性と交わることで、新しく遺伝子を組替えてウイルスに対抗する設計図を作ります。当然メスは強いオスを選ぶ必要があります。またオスは新しい遺伝子を愛情を持って育ててくれるメスを選ぶことが重要です。Hがキモチいいのは遺伝子にとって死活問題となる大事な作業だからです。つまり言ってみれば飴玉ですな。そしてウイルスに対抗できる強い子孫を残す。
子孫は大事に育てなければならない。遺伝子の乗り物ですから。育児は大変です。これはムチですな。男に経済力が必要なのも、子供ができると妻が母に豹変するのも、元はといえばぜーんぶ遺伝子が指図してるのです。
ちなみに、遺伝子は性を作ると同時に細胞の分裂回数も制限しました。無限に分裂するよりも、新しい子孫に乗りかえる方を選びました。そのおかげで寿命ができたのです。
人類は何を血迷ったかウイルスを征服しはじめました。それによって寿命が延びましたが、寿命が延びるということは、同時に性が必要でなくなるということを意味します。寿命が延びれば生殖能力が落ちる。子供が少なくなり、男女差がなくなり、人間自体活気がなくなるる。これは自然の成り行きなのかもしれませんね。
「あ、あの人素敵だわ」、「あの子きれいだー」と感じるのは強い子孫を残すための遺伝子の仕業なのです。せいぜいだまされないようにしましょうね。いや人類の存続の為にはだまされなければならないのかも??