6月の第3日曜日(6/17)は父の日です。1910年、アメリカ・ワシントン州ののJ.B.ドット婦人が母の日が年々盛んになるのをみて、男女平等の立場から「父の日」を提唱したのが始まりとされています。その後1936年には父の日委員会もできてアメリカでは年中行事として定着しました。
ドット婦人が実父の墓前に白いバラの花を捧げたことから、父の日のシンボルは白いバラとされています。ここは一つ、正統派として白いバラをお父さんにプレゼントしてはいかがでしょう?
一方5月の第2日曜日は母の日です。発祥はアメリカで、1907年アンナジャーヴィスという女性が母の命日を偲ぶ会を教会で開き、信者に白いカーネーションを配ったことが始まりとされています。これが多くの人に感動を与え、ときのウィルソン大統領が母の日と制定しました。
それ以来、母の日には母にカーネーションを贈るようになったわけですが、本来の意味は母に感謝することです。核家族になった現代では、父の日も母の日も家族というものを見つめなおすいい機会でしょう。
しかし、両日とも亡父亡母を慕うことから始まったというところが興味深いです。親孝行したい時に親はなし、ということでしょうか。
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