ルイボスティーがテレビで大々的に取り上げられて、あちこちで品切れ続出だそうです。全くテレビってのは怖いですね。すごい影響力です。
さて、注目のルイボスティーとはなんぞや?
ルイボスは植物の名前でROOIBOSと書きます。南アフリカ共和国のケープタウンから約360km北上したところにあるセダルバーグ山脈に自生する豆科の植物で、地元原住民はその松葉にも似た葉をお茶として古くから健康茶として飲んでいたようです。
この植物は、セダルバーグ山脈の厳しい気候の中でしか生息せず、ヨーロッパの科学者が人工栽培を何度か試みましたがいずれも失敗しているようです。(成功したという話も聞きますが)いずれにしても野生の植物ですから、完全オーガニックで無農薬。つまり安心です。
ルイボスの学名は「アスパラサス・リネアリス」といい、高さ1~1.5メートル、根は10メートルにも達する潅木で現地では「赤い藪の奇跡(ルイボス)」と言われているもので、その葉は健康茶としての効果も高く、ヨーロッパを始め世界各国で愛飲されているといわれています。
気になる「お味」ですが、これが結構美味しいんですね。先日ウコン茶なるものを飲みましたがこれが吐きそうに不味い。しかし、このルイボスティーはイケます。ルイボスティーが注目を浴びているのは、その成分が良質のミネラルたっぷりで、プロテインやフラボノイドなど(抗酸化物質)がバランスよく含まれているからです。
フラボノイドは(活性酸素)を消すSOD様作用物質ともいわれますが、これが豊富に含まれていることが分析・研究からあきらかになっています。活性酸素は老化・体の細胞をサビさせる物質ですから、ルイボスティーを飲めば美肌若返りに効果的でもあるわけです。
また、ルイボスティーはカフェインを全く含んでいませんので、過敏症、頭通や不眠症、高血圧を誘発したりする心配がありません。さらに、ルイボスティーは鉄分の吸収に悪影響を及ぼすタンニンも僅かしか含まれておらず、鉄分やたんぱく質の吸収が必須の育ち盛りの子供や女性も安心して飲むことができます。
健康によいルイボスティですが、生産が限られているためどこも品薄になっています。良い商品が見つかりましたら、ここでもご紹介したいと思います。