マイレージとは、航空会社がリピーターの確保をするために、飛行距離(マイル)に応じて付加するポイントのことです。ポイント(マイル)が貯まると、貯まったマイルに応じて無料航空券と引き換えてくれるものです。
普段航空機を利用している人は同じ航空会社を利用することでマイルが貯まります。したがって、日航、全日空、JASなどはライバルとなりますので、それぞれ独自のマイレージプログラムでしのぎを削っているわけです。
しかし、利用者からすれば、航空会社ごとに違ったマイレージというのは嬉しくありません。たまにしか飛行機に乗らない一般人ならなおさらです。そこで、各航空会社は、飛行機に乗らなくても色々な店やサービスを受けることでマイルが貯まる方法を展開してくるようになりました。つまり、提携です。
今では、レストランやカラオケを利用しても提携店ならマイルが貯まります。最近の話ですが、日航とブリヂストンサイクルがマイレージサービスで提携しました。つまり、自転車を買うとマイルが貯まります。
クレジットカードを使うとそのクレジット会社のポイントが貯まりますが、これもマイレージと提携していればマイルに交換できます。そのうち貯まったマイレージを他のポイントと交換可能なことも起こりうるでしょう。こうなるとポイントといえども一つの通貨として機能するようになります。
さて、マイルが貯まると無料航空券と交換できるのが元々のサービスですが、クレジットカードのポイントに有効期限があるようにマイルにも有効期限があります。こうなると、一生懸命貯めたマイルが消えうせないように、有効期限があるかどうかもチェックしなければなりません。今のところ有効期限のないマイレージは少なくワールドパークスがその例です。
最近、航空会社の提携を増やしてマイレージが貯まり易くしたのがスターアライアンスです。世界各国の主要航空会社15社を網羅していて世界一周も可能です。ワールドパークスも13社提携していますが、フライト回数が少ない人は有効期限のないワールドパークス。フライト回数の多い人はスターアライアンスがよろしいようで。