毎年の人間ドックでいつも引っかかるのが中性脂肪値の高さ。実害がないので毎年そのままに放置していました。しかし2006年の夏、突然のめまいに襲われ、最後には救急車で運ばれることに。
もう若くないと認識し、人間ドックのほかにこの際脳ドックも受けることにし、そして諸悪の根源である肥満を解消することに決意した2006年秋でありました。
そして半年後、当時84キロあった体重は現在72kg。約12kgの減量に成功しました。この先も64kgまで落とすつもりですが、今までの内臓脂肪とは違って、これからが大変。内臓脂肪は比較的落としやすいのですが、これからは皮下脂肪。こいつはかなり厄介です。ま、長期戦といきましょう。
ということで、今日は、たまごや流ダイエットの紹介です。今までダイエットに成功したことがない内臓脂肪型肥満人にお勧めの方法です。
【甘い飲料をやめる】
まず、脳ドックの際に医師にも言われたことですが、中性脂肪値だけ高いのは甘い物の摂り過ぎだということ。思い当たる節は毎朝の缶コーヒー(微糖)。まずこの缶コーヒーをブラックに置き換えました。ついでに、砂糖の入ったジュース、清涼飲料をノンシュガー、カロリーオフなどの飲料に置き換えます。
【揚げ物禁止】
次に取り組んだのが、揚げ物をやめるということです。おそらくこれが一番効果的。コロッケ、とんかつ、から揚げなどすべてやめました。夕飯のおかずにいつも買っていたスーパーの惣菜になんと揚げ物の多いことか。そしてこれを期に惣菜は買わなくなりました。買うのは刺身、寿司などです。
【毎夕食は鍋】
揚げ物の代わりにおかずを用意するのは意外と大変。焼き魚などもいいのですが、魚を焼くって後始末もあるし結構面倒です。そこで考えたのが、鍋物。野菜を主にだし汁で煮るだけ。これをポン酢でいただきます。にんじん、大根、サツマイモ、白菜、キャベツなど。繊維質たっぷりの野菜をたくさん摂る事ができます。
【こんにゃくと白滝】
鍋に入れるものはそのほかにこんにゃくと白滝です。量を減らすのはなかなかつらい物があるのでたらふく食べてもカロリーを抑えるようにするためです。おかげで冷蔵庫の中はこんにゃく山積みです。
【肉を入れない】
鍋をやりますと肉を入れたくなりますが、肉は当分入れません。特に豚肉、牛肉は脂が多いので禁物。どうしても肉を入れたいときには、鶏のささみを使います。これなら油も少なくヘルシーです。肉を摂らない分、必要なたんぱく質は豆腐や豆などから摂取するようにします。
【デザートに気をつける】
デザートに洋菓子は禁物です。できれば和菓子に抑えたいところ。またフルーツは意外とカロリーが高く、含まれている果糖は脂肪に変わりやすいので注意を要します。
【ルーにご注意】
市販の調味料のルータイプのもの、カレールー、シチューのルーはほとんどが油なので使いません。スープの素などを使うときはコンソメ、ブイヨンなどを使います。
【外食】
市中のレストランは油をふんだんに使っています。なぜなら、油を使うことで舌がおいしく感じるからです。できれば外食は避けたいところですが、どうしてもというときには、大手ファミレスにすればメニューにカロリーが記載されているので目安になります。きのこ雑炊やうどんなど600kカロリー以下の物を注文しましょう。
【間食をやめる】
といっても、起きているとお腹が空きます。そんなときに用意しておきたいのが、こんにゃくゼリーと寒天飲料。これをがガバッとやって空腹感を満たします。たまごやは「ためして寒天」をケースで購入。ノンカロリーなので安心です。
【マーガリンは使わない】
今回、使用期限も間近なこともあって、冷蔵庫のマーガリンを捨てました。バターはもったいないので捨ててはいませんが、ほとんど使いません。トーストはすべてチーズトーストとします。ジャムも使いません。
【菓子パンはやめる】
食パンはバターを使っていますので、できれば脂分の少ないフランスパンがよろしい。ベーグルも脂分が少なくお勧めです。菓子パンはやめときましょう。どれも400kカロリーある高カロリー食です。
以上、ざっとですが、気をつけることを書きました。肥満のサイクルは、摂取したデンプンが、糖質に変化し、そこで消費されないので脂肪となって蓄積するからです。このサイクルのうち、糖質と脂肪を減らすのがこのダイエット法です。デンプンは減らしません。デンプンを減らすとつらいダイエットになってしまうからです。この食餌療法のほか、適度な運動も欠かせません。たまごやは毎朝20分のウォーキングを行っています。20分では少ないのですが、それでもやらないよりマシ。