放射性ヨウ素は土に入り込みにくい物質なので根からの吸収量は少ないとされますが…
東日本大震災による福島第一原発の事故で放射能が漏れています。今のところ放射線量は人体には影響が無いレベルとしてCTスキャンやX線を例として取り上げていますが、CTスキャンやX線はそれを受けることで検査の結果を得るという利益があります。今回のようにただ単に放射線を浴びることは何の利益もありません。どんなに微弱であっても放射線は浴びないほうがよろしい。(ただし、自然界では宇宙線を含め、自然放射線で溢れているとはいえますが。)
放射線被曝で一番肝心なのが放射性物質を体内に取り込まないということです。そのため、飲み水、野菜など食品などの放射線情報には耳を研ぎ澄ますべきです。もしこれ以上の放射線が確認された場合は、それなりの対策をしなければなりません。
降り注ぐ放射性物質が野菜に付着した場合は、それを水で洗い流すことで除去できます。しかし、放射性物質を含んだ水が根や葉から吸収された場合は水で洗っても除去できません。こうなると厄介です。
市場に流通する野菜や食糧は政府の指示により暫定規制値を超えた場合、自治体へ勧告されますので、店で売っているものならばとりあえずは安全です。むしろ今一番気をつけなければならないのが家庭菜園です。自分で栽培している安全なつもりの野菜がじつは一番危険だった、ということにもなりかねません。
土壌から放射性物質を取り込まないようにするには、事前にゼオライトを土壌に散布あるいは混入していくのが有効です。ゼオライトは放射性物質をイオン交換でゼオライト自体に取り込み、無害にします。吸着性が強力なので、野菜など作物に取り込まれる前に吸着してくれます。チェルノブイリ原発事故でも放射性物質吸着目的で大量に散布されたのがゼオライトです。
水道水にも放射性物質が検出されていますが、この場合水道水をゼオライトでろ過することで放射性物質をろ除去することが可能です。使用済みのゼオライトは放射性物質を含みますので、袋などに包んで捨てるなど適切に処理してください。
土壌に混入するには、秋田県二ツ井産ゼオライト1.5mmがおすすめです。
◆秋田県二ツ井産硬質ゼオライト(1.5mm粒)20kg
水をろ過するのは、同じく3mm粒が使いやすいです。
◆秋田県二ツ井産硬質ゼオライト(3mm粒)20kg
本品は農業用なので飲用に使う場合は、一度煮沸してから使用してください。
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