私らが年金をもらう頃には果たしてどれだけもらえるのかわかりませんが、今、年金をもらっているご老人は、海外でロングステイしてはいかがでしょうか?
例えば、フィリピン。高級マンションを借り、メイドを一人つけ、運転手を一人雇っても2~3万円で暮らせると聞きます。贅沢しなければ1万円で暮らせるのではないでしょうか。
なぜこういう芸当ができるのかというと、日本は物価が高いからです。日本で生活するのに例えば食費が3万円かかったとするなら、フィリピンでは3千円で済みます。フィリピンだけでなくタイやスペインなど、日本より物価の安い国を選べば、どこでもこういう効果が狙えます。
しかし、これは移住してしまって、向こうで収入を得るようになってしまってはダメで、あくまでも生活の基盤は日本においておかなければなりません。そして日本で収入を得る。これが基本です。
ロングステイなら観光ビザで滞在できるので、面倒な手続きもありません。これが移住するとなったら手続きは面倒です。また海外諸国のなかには日本人のロングステイを奨励するため、年金生活者に対しリタイアメントビザを発行しているところもあるとか。
東南アジアは第二次世界大戦中、多くの日本人が戦死しました。その未亡人のほとんどが今は年金生活者となっています。かつての戦地にロングステイする未亡人も増えているとか。戦没した夫のそばで余生をおくるのも悪くないですね。