サンタクロースの語源は、セントニコラウスという聖職者が貧しい子供たちにプレゼントを贈ったことに由来するのは有名な話。またクリスマスとはChrist（キリスト）のmass（ミサ）という意味ですね。更に「Xmas」と書く場合の「X」は、ギリシア語のキリスト（Xristo）の第一字を用いたことによります。
クリスマスにモミの木を飾るのは、元々は北欧での冬至祭（12月8日）にモミの木や、松などの１年中緑をたやさない常緑樹が、北欧の人たちの厳しい暗闇の恐怖を追い払ってくれると考えられていたからです。やがて永遠の命や平和のシンボル太陽を元気づけるものとして常緑樹を飾るようになったようです。北欧の冬はほとんどが夜です。よほど太陽が待ち遠しかったのでしょう。
ちなみに、日本で売られているモミの木は「トウヒ」と呼ばれる種類です。本物の「モミの木」は少ないようですね。