列車に車いす用のトイレがない為に旅行を断念せざるを得なかったとした男性が、これは障害者に対する差別であるとして、国とJR東日本を相手に慰謝料など110万円の支払いを求める訴訟を起こしたという。対象となった路線はJR五能線などの在来線。
車いす用のトイレは一部では結構完備していて、JR東日本管内の車いす対応トイレの整備率は、新幹線で100%、特急列車で38%となっているが、ローカル線の急行、普通列車では6%程度に落ち込む。特急などの新車両については最初から導入されているが、普通列車は対象となっていない。
アメリカではトイレは身障者と健常者との区別はない。これは遅れているわけではなく、ましてや差別しているわけでもない。最初っからどのトイレも身障者が使えるようになっているのだ。だから改めて身障者!とする必要はないだけの話。
飛行機の旅ではどうでしょうか?
ご安心を。国際線で、特に古い機種でもない限り、車いす用のトイレはほぼ完備している。予約すれば機内用の車椅子の貸し出しもするし、乗り降りしやすい座席や食べやすい特別食事等の便宜も図ってくれる。
列車と飛行機ではやはり飛行機のほうが競争があるだけに一枚上手のサービスを展開しているようですね。