ひところテレビのコマーシャルで「目標427店！」と声高らかに宣言していた「くすりのヒグチ」、覚えてらっしゃるでしょうか？
くすりのヒグチは今や薬だけにとどまらず、置き薬販売、旅行代理店、DPEなどを展開する総合チェーンに成長しています。そして目標の427店はとうにクリア（昭和55年に達成）し、今の目標は1347店。
ヒグチ薬局の創業は昭和22年。当時の薬局はチェーン化しておらず、これをフランチャイズ化すれば流通部門を大幅に合理化できると考えたのが樋口俊夫社長。
最初の「目標427店」の由来は、当時の薬局数が42700店あったのですが、そのうちの1％の店をチェーン化してシェアを獲得すれば業界最大手になれるという思惑で決めたもの。
では新しい目標の1327店の由来はというと、当初の目標の427店の「4」を「1」と「3」に分けただけ。いやはやユニークというかヒグチ社長らしいというか・・・
（2005年７月25日加筆）
現在「くすりのヒグチ」では小型店をスクラップ化し大型店へ編成中のため店舗数はむしろ減っているようです。しかし売上高は増加中。