政治家や識者の間では2010年頃に中台戦争が勃発すると読んでいます。中台戦争とは中国と台湾の戦争です。そのときのために準備(防衛もかねて)するのが各国の政治家の役目です。日本の宰相小泉さんも当然そのことを視野に入れているのでしょう。じゃないと首相は務まりませんね。じつは強硬に見える靖国参拝もその政治的一環であると推測されます。
大東亜戦争が終結して60年。その間日本はアメリカに守られて来ました。防衛に力を注ぐことなく、復興に専念できたわけです。その意味ではアメリカに感謝しなければなりません。
しかし、これからはどうでしょうか?最強を誇ったアメリカは以前ほど強くありません。アメリカは日本を守ることより、自分を守ることで精一杯になってきているのです。アメリカは自国の国益の為には日本など簡単に捨て去るでしょう。日本もいつまでもアメリカの庇護の下にぬくぬくとしていられません。憲法を改正し、日本は日本で守る、という流れは一刻を争う必須事項なのです。
中国と台湾が戦争したらどうなるか。アメリカ、韓国は台湾の味方をするでしょう。一方で中国の味方をするのは、北朝鮮、もしかするとロシアも中国味方のポーズを取るかも知れません。では日本はといえば、アメリカの後を追って台湾に味方するでしょう。
そして、勝敗の行方ですが、これが微妙です。というのは石原知事が言うように、アメリカの軍隊は中国の軍隊に勝てないというのが世界の常識だからです。2010年といえばそう遠くない未来。もしかしたら日本は戦火にさらされることになるかもしれませんし、そうでなくて国際情勢は大きく変わるかもしれません。平和はそう長くは続かないと言うことを歴史は教えてくれます。