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[094]FFとFR

前にエンジンがあって、後ろのタイヤを駆動する方式をFRといいます。前にエンジンがあり、後にはタイヤに駆動を伝達する機械がありますので、前後の重量バランスがいい。この形式は歴史があり技術が洗練されているので機械的ストレスもなく音も静かです。高級セダンやスポーツカーには素直なハンドリングなFRが最適です。ただし、ぬかるみや雪道などの走破性はFFのほうが上。

FFは前にエンジンがあり、その下の前輪を駆動します。前輪はハンドルで方向を決めますから、切った方向に駆動力が働きます。そのために雪道のようなところにきわめて強い。FRのクルマで雪道を走ると思わぬところに行こうとしますが、FFではそういう事はありません。

しかし、FFはエンジンや補機類がすべて前にあるため、機械的ストレスがたまりやすく、経年変化によって騒音が大きくなることがあります。また、前が重くなるので走行上のバランスが悪い。直線上をただひたすら走るには良いのですが。

国産車の場合小型車はほとんどFFです。趣味趣向が高い車種にはFRも復活してきました。また軽自動車では自由なレイアウトを取ることもあり、ニューホンダZなどはリアエンジンリアドライブです。

いずれの方式も一長一短であり、性能はクルマの基本設計に依存する事が大きいです。

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