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[732]毒蛇

日本で見られる毒蛇で有名なものといえば、九州以北のマムシ、奄美以南のハブでしょう。それぞれ非常に毒性が強く特にハブは攻撃性も持っていますので、十分注意しましょう。マムシはハブほど攻撃性はなく、どちらかというと臆病で、音がすると逃げ出すことがほとんどです。ただし、非常に接近し過ぎた場合や踏みつけたりしますとびっくりして攻撃してくることもあります。

昔から田圃に住むヤマカガシも毒蛇の仲間です。しかしヤマカガシは毒腺が口の奥にあるので深く噛まれなければ毒に冒されているとは限りません。へビにかまれたらまず毒が注入されたのかどうかを見極めることが大事です。

ヘビに噛まれた場合よく言われることに、傷口を開いて毒を搾り出すとか、口で吸い出すというのは効果がないわけではありませんが、危険な素人療法といえます。まずは病院に行くことが先決です。

ヘビの咬症を防ぐ一番の方法は世界共通で、この爬虫類を慎重かつ乱暴にならないように扱うことに尽きます。特に熱帯地方では森林やサバンナを夜間歩くのは避け、少なくとも長靴、長ズボンを履き、安全のため棒を持つことであるとされます。

奄美のほうのハブ捕り名人の話では、ハブは夜間は道路に出て涼んでいるそうです。だから道路とはいえ夜間に歩くのは危険。誤って踏みつけようものなら噛みつかれる恐れがあります。

ハブ捕り名人とはいえハブに噛まれることはあるそうで、そのような時は毒が体全体に回らないようにじっとしているのだそうです。噛まれたのが腕であるとすればパンパンに腫れるとか。それでも1週間ほどすると腫れも引くので、そこで安心して風呂にも入ろうものならポックリ逝っちゃうそうです。昔は血清もなく、蛇毒から身を守るために地元の人たちは苦労したのですね。

ユビハブの画像

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