以前、数え年の話をしましたね。じつは西暦も数え年。キリストが生まれた年をいきなり西暦１年としてしまったのです。１世紀は100年間。だから２１世紀は2001年から始まるのです。
考えてみると日本の元号も数え年。いきなり１年（元年）から始まります。
元号という概念は元々中国から発しているのですが、現在中国では元号を使っていません。日本も元号を始めて使ったのは「大化」ですが、その後ころころ変わりました。現在のように天皇１代の間はひとつの元号だけを使うようになったのは比較的最近のことなのです。
今更元号はなくてもよい気がするが、一つの文化としては面白いと思います。ふだん使うには西暦の方がインターナショナルで便利。今目の前にあるコンピュータも西暦で動いてるし。
いまさら昭和の元号で年をいわれると、はて？何年前だったか？、と頭の中で西暦に直したり･･･。昭和は遠くなりにけり。