豚肉はうまい。クセがなくしかも値段も安い。豚肉は三枚肉(バラ肉)とロースが味が良いとされ、それ以外の部所は昔は捨てられていたという。ホントかどうかは別として。
豚肉はバラやロース以外ももちろんおいしい。ヒレは脂肪が少なくキメ細やかで、ヒレカツ等にすると箸で切れるほど柔らかくおいしい。あまり火を通し過ぎるとパサパサになっておいしくない。
ロースはキメが細かく脂があって程よく柔らかい。最近では薄切りが良く出回っていてしゃぶしゃぶに人気があるようだ。牛に比べアクが少ないのでさっぱりしている。厚切りにしてポークソテーやトンカツに最適。用途が広い肉だが値段は高い。
肩ロースは赤身がかった肉で味は濃厚。味がまったく違うのでロースの代用にはならない。がそれなりにおいしい部位といえる。トンカツ・チャーシューに向く。
肩肉は三角肉とも言われる。形が三角だから。やや堅めの肉で脂が少なく煮込み料理に向きます。味は良く、カレー用などと売られていることが多いです。赤身のひき肉も肩肉が主役の時が多い。
もも肉は脂肪が少ないので料理によってはややパサつきます。ひき肉にして売られることが多いです。シチューや焼豚に向きます。
バラ肉。特有のコクが有り、最も豚肉らしい部位。角煮・酢豚・炒め物に向きます。脂肪が気になる方は湯通ししてから。切った断面が三枚に見えるので三枚肉という。