一日の最高気温が30度(℃)以上になった日のことを真夏日といいます。これに対して夏日は最高気温が25度(℃)以上になった日のことをいいます。
真夏日の訪れで過去最も早いのは1959年の5月5日(東京)。観測史上5月中に真夏日を迎えた年は17回もあるそうです。年間の真夏日は東京で平均45日あり、地球温暖化の影響などもあって年々増加する傾向にあります。最近の記録では2000年の67日が最多(東京)となっています。
一方、真夏日があれば真冬日もあります。冬日は一日の最低気温が氷点下まで下がった日、真冬日は一日の最高気温が氷点下までしかあがらなかった日です。
北海道や東北地方では冬場の「冬日」は当たり前ですから、あまり冬日という表現はしないようです。ちなみに青森の平均の冬日は117日。真冬日は26日あるとのことです。
これが北海道になると真冬日が30日も続いたりする年もあるとのことで、日本列島様々という感じがいたします。
ちなみに最北端の稚内が最も寒いかというとそんなことはなく、海が近いため意外と暖かい。といっても内陸部の旭川などのように最低気温がマイナス20度以下になることはないのですが、12月から3月にかけては冬日が続き、1月2月は真冬日が多くなります。
関東地方では冷たい雨が降り、やや肌寒い日が続いていますが、もうすぐ夏ですね。
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