モンブランと聞いて何を想像しますか?山?万年筆?ケーキ?
モンブランはヨーロッパアルプスの最高峰で現在の標高は4808m。「現在」ということは昔は違ったの?そう、昔は4810mでした。その後4807mになり、現在は4808mです。MONTはフランス語で「山」、BLANCは「白い」という意味。ということでモンブランは「白い山」という意味です。
ヨーロッパの空を飛びますと飛行機はモンブランに近寄ってその勇姿を見せてくれます。雲からぽっかりつき出した山頂は穏やかで荘厳です。氷河を従え、モンブラン万年筆のキャップに記された「ホワイトスター」そのまんまです。
モンブランの筆記具は伝統的なヨーロッパのクラフトマンシップによって創り出され、胴体にはモンブラン樹脂といわれるものが使用され、プラチナ、ゴールド、シルバーなど貴金属のみを厳選して使用しています。
プラチナ装飾を施し仕上げられるゴールドのペン先づくりの工程は、長い修練と豊かな経験を持つクラフトマンによる一つ一つの手作り。ペン先にはヨーロッパ最高峰の標高を示す「4810」の数字が刻印されています。「4808」ではないところがミソ。
モンブランの万年筆は使いやすいです。特に太字がいい。インクも内蔵スポイトで吸い上げる昔ながらの手法。インクもどうせなら同じモンブランの物を使いたい。ブルーブラックではなくブルーがいい。これがこだわりというものですし。
モンブランケーキの話はいずれまた。