リストカットを何回も何回も繰り返していくうちに止めようと思っても止まらないコトに気が付いた(遅)初めて“ヤバイ”と感じた。でも友達には言えない。だって「偏見」されるのがイヤだったから・・

運が悪いコトに期末テストも近づいてきて「テスト勉強しなきゃ」って焦りもありリストカットは、どんどん悪化していった。やらなきゃイケナイことはたくさんある。でもなぜか、できない。無気力。何をやるにも無気力で集中できない・・ダルイ!!毎日、泣くだけ泣いて腕にキズを作っていた。毎日友達と一緒に笑っていたトキがウソみたいだった。・・もしかして私ってうつ病?そう考えるようになった。

もう1人ぢゃ治せない。そう思った私は泣きながらクラスの友達Rちゃんに相談した。「気持ち悪い」そう言われるかと思ったのに私の腕を見ても何も言わず、話しを聞いてくれた。それが嬉しくてまた泣いた。今思えば恥ずかしぃ~・・キャーー

その日の放課後ある友達Hちゃんにもずっと話しを聞いてもらった。Hちゃんだけは前々から私にリストカット癖があるのを知っていた。クラスの人は「もうやめようね」って言ったけどHちゃんだけは「いきなり、やめるのは無理だと思うから1日1回は切ってもOK。だけど1日1回まで」みたいな約束をしてくれた。なんかみんなに迷惑をかけて申し訳ナイ気分。でもスゴク感謝しているあぁ~・・でも結局1週間ぐらいしか約束守れませんでした。うわぁ~・・・ごめんなさぁ~い(汗)

2003.11.15

中瀬ゆい

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