親兄弟に内緒で通った心療内科(精神科?)で、ハルシオンが処方されて舞い上がっていたあたし。初めてハルシオンを飲んだときは、寝付きが良くなった感じですごく嬉しかったのを覚えています。
それでも学校に行くと辛くて、人生二回目のOD(オーバードーズ)をしてしまったのです。ハルシオンを10錠一気に・・・。at schoolです。当時、耐性もついていなければ向精神薬にも慣れていなかったので、集会の時にバタン!と倒れたまま眠りこけてしまいました。
気が付くと、そこは保健室。健忘を起こしているのか寝ぼけているのか、付き添ってきてくれた人があとから「あのときの悠はおかしかったよ。なんか、暴れてた」と言いました(笑)そのときはもうリストカット症候群で、手首に包帯を巻いていたのです。先生が暴れるあたしをベッドに押さえつけてるときに、ジャージの袖がめくれて包帯が丸見えの状態になりました。そしてそれに気付く先生。「・・・これはどうしたの?」と何かを知っているような口調で言ってきました。それから、落ち着いたあたしはリストカットをしてしまうこと、夜に眠れないこと、その日倒れたのは睡眠薬を沢山飲んだから・・等、全てを話しました。
すると、保健の先生から思いがけない一言が。
「精神科に通院してみる?」・・・と。そして母上を呼んで、いろいろと話をしました。もめにもめて、結局は精神科に通院できるとのこと。すごく嬉しかったです。これで親公認(笑)
そして、遂に初通院の日がやってきたのです。中に入ると、なんとも清潔そうな雰囲気・・。イメージしていたものとは全然違いました。通院しているかたも見かけ全然普通の方で、「この人が!?」って思う人もいました。病院にこうして行ってみるまでは、少し偏見があったのですがそれが一気に吹っ飛びました。
何十分かソファー(ふかふかでした笑)で待っていると、診察室から「つぐみさーん」と呼ばれました。部屋が一つしかないのを見ると、診察室は一つだけのようです。ふらふらと歩いて診察室に入って、「こんにちは」と挨拶しました。それから診察の前に体重測定、血圧、血液検査をしました。そして再び診察室に戻って先生とのお話スタート。
精神科の先生はその堅苦しさを取り除く為に、白衣を着ていないと聞いたのですがこの先生は着ていました。そして、お決まりの「どうしましたか?」という言葉。あたしはリストカットをしてしまうことや不眠であること延々と話し続けました。この先生(W先生)はすごく話しやすくて、気さくな先生でした。今でもあたしの主治医はこの先生です。病院、変えたくないです。
最初の通院~5回目くらいまではお薬は出なかったのですが(OD防止のため)、6回目からは処方されるようになりました。最近は量も種類も増えてきて幸せです(笑)
・・・と、ここまでが通院するまでです。通院を始めてからまだ一年も経っていませんが、病状は・・・よくわかりません(笑)でも、病院に通院することはオススメです。なにか悩みがあるなら一度通院してみるといいと思います!楽になりますよ!
あたしの病気が治るまであとどれくらいかかるか分かりませんが、でも出来るだけ長く通院したいなぁと思っています(笑)
2004.11.04