鬱病特有…とでも言うのでしょうか。私の「自殺願望」。処方されているお薬をちゃんと飲んでいても「うぅ…死にたい…」と鬱々して青白い顔でフラフラとしているときがあります。独り言で「死にたいなぁ」と呟く事もしばしばあり、なんとも奇妙です。周りの人に「これからいいことあるよ」「まだこれからだよ」などたいへん有り難い言葉を頂くのですが、鬱々している私は「うるせぇ私は死にてぇんだよぉぉぉぉ…」としか思えないのです。なんとも性格がねじまがっている私!
実際に自殺に及んだことがあり、一大事になりました。それは今年の6月9日。精神状態が非常に悪く、いつ死んでもおかしくないようなやつれた顔をしていた私。お決まりのリストカットも頻度が高まり、左手首はズタズタボロボロ。グロテスクでした。あ、過去形にしていますがグロテスクなのは今現在もそうです(苦笑)。
学校にも部活にも嫌気がさした私は、休学&休部を決意して、その9日の日は、休んで間もない日のことでした。1日中家でウダウダゴロゴロして過ごしていた私は、やることと言ったら読書かパソコンかリストカットでした。鬱!鬱!鬱!の私は「学校にも行けず、とうとう部活にも行けなくなった…私これからどーなるの??」と一人でシクシク泣いていました。
夜になっても鬱々して、部屋に閉じこもりっきりでした。もちろん眠れず、手首をスパーンスパーンと切っていたのですが、どうもこの日の私はリストカットでは落ち着けませんでした。そして最後の切り札!!「死のう…」と思い、600錠近くある薬を1錠1錠飲み、その後の記憶はありません。気がつけば病院のベッドでした。
「え?え?」とキョロキョロしていると母が上から「あんたっこんなに薬飲んだんだよっっ!!」と怪訝そうな顔をして薬のゴミを見せてきました。私は「死にたかった」とは言いたくなかったので「え?知らないよ!覚えてない!」と嘘を言おうとしたのですが、薬のせいで口が回らず「ふぇ?ひららいよぉ?うぇ?あぅ?」とわけのわからないことを喋りました。
そして異様に口が渇き、「ろろぁあわいらぁ?」(喉が渇いた)と必死に母に主張し、紙パックのお茶を買ってきてもらいました。しかしどこもかしこもおかしくなった私は、まともにお茶を飲めず。気付くと口の端からお茶が漏れていました。なんだか介護されている老人のようでした…。まだまだこの自殺未遂エピソードは続きますが、長くなったので今回はこのへんで…。次回をお楽しみに?。
燕 弥子