バイトがしたいと思ったの、いつだったろう。

お小遣いが欲しかったんだなぁ、きっと。でも家の為でもあるんですよ。母にバイトしていいか聞いたときは、ダメって言われました。父にバイトしていいか聞いたときは、やりなさいって言われた。母は裕福な家の子だったから、バイトなんて殆どしたことがないそうな。父母のお金でアメリカの美術専門学校に通ったとか。逆に父は、普通の家庭の子だったから、大好きなギターを買うために、15歳の時から一生懸命バイトして、念願のギターを買ったそうです。

父は、「バイトするのは決して悪いことじゃない。たくさんの年齢の人と付き合うから、いい経験になるんだよ。例えば、学校に嫌いな人がいたとしても、その人を毛嫌いしたりできるだろう?だけど職場はそういうわけにはいかない。どんなに嫌いな人がいても、仕事だから我慢しなくちゃいけない。そういう経験をすると、きっとお金以上のものを得られる筈だ。だから、出来る限り頑張りなさい。」

私は良い父親を持ったと思います。更に父はこう言いました。「もし学校に指摘されたらどうしようねぇ?」と聞くと、「そのときは学校に謝りに行ってやる。」私はこう聞き返しました。「・・・謹慎処分になったらどうするの?」「それはしょうがないんじゃん?あっはっはっはっ。」父よ・・・それでいいのか!?(笑)しかし良い父親です。大好きです。まだバイト先はどこにするか決まってませんけどね;

バイト代はいくらか家に出そうと考えていましたが、それもしなくていいとのこと。本当にいいのでしょうか、不安です。(汗)まあでも、父が毎月私にお小遣いをくれなくてもいいようにしたいので、できるだけ頑張ります。父の言うとおり、職場で学ぶことはたくさんあると思うのですよ。だから頑張りたい。一番の夢はいつか売れっ子漫画家になって家を支えることですけど。(まだ無謀)そのためにはまず、色んなことに挑戦してみないと☆

2005.08.19

戌乃刻葉月

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戌乃刻葉月