退職を決意した私は上司(例のYさん)に今年(2006年)の1月中旬、辞める意志を伝えました。するとYさんは「とうとうこの時が来たか。」というような顔。さほど驚きもしなかったのです。それもそのはず、Yさんは素敵な勘違いをしていたのです。この出来事の少し前、実家に居る母が倒れ、入院していたのです。Yさんは、そのせいだと思い込んでいたよう。
私もYさんがそう思い込み、「仕方ないよなぁ・・・こればっかりじゃぁ・・・・。実家の問題だし、無理に引き止められないしなぁ。」と納得している以上何も言いません。素敵な勘違いを否定せずそのまま・・・。それでもあっさりとやめさせてはくれず、こんな私を引き止めちゃったりしていたおバカちゃんな会社です♪
そんなこんなで1月末日で(無事?)退職することになったのです。事情が事情(素敵な勘違い)だから直前まで黙っていよう。との事で辞めるその日(1月31日)まで、殆どの人が私がやめることを知りませんでした。
そんな退職の話しを進めている中、私は仕事終わりに面接ラッシュの日々です。辞めたら次を探さなければ!!!!生活がぁ!?なのです。仕事が終わってから即面接というハードな日々を送っていました。
さて、辞める当日、お菓子を手に、みんなへ挨拶回り♪みんな、想像以上に驚いてくれて凄く面白かったです。中には、「ダメだよー!!!!」とバシバシ叩く人あり。「え?マジ?誰が?」と疑問ばかりの人あり。笑えました♪まぁ、私も挨拶が「本日付で退社となりましたので、お菓子どうぞ(笑顔)お世話になりました。」ですから当然でしょう。みんなには寝耳に水ですからね。
そして私は最後の日を楽しく終わらせることができました。ちょっと卒業式気分な感じでした。
しかし、色んな仕事をしてきて、辞めた後、改めてお世話になった方々へメールをしたのですが・・・・。最後に必ず「いいなぁ。辞めれて。」と口をそろえた様なメールを頂いたのは初めてです。みんなやっぱりあの会社辞めたいんだなぁ・・・・。そりゃそうだ。
さて、面接ラッシュの結果。退職後の私ですが、また今度にしましょう。
岩倉 玲