先月の6月15日、久しぶりに本気で母親に電話越しにキレテしまい、いつの間にかパニックになった私は「もおええわ」と言って電話を切りました。その後、携帯電話、パソコン、教科書、筆箱などなどを机の上から投げ飛ばし、案の定ガシャンという音がしました。
それから、ストックしておいた昔飲んでいた薬や、デパスやハルシオンなどを何十錠もこんもりと手に乗せて何回かに分けて飲み干しました。
それからベッドに寝転んだのを覚えています。
気がついたら次の日の深夜でした。
記憶はありません。
病室も相部屋です。
実家から駆けつけた母親と妹がいました。
なんでも、おんなじ寮に住んでいる友人に「死にたい。薬飲んだ」とか号泣しながら電話したそうです。
それで、様子を見に来てくれたそうです。
救急車の中で、一度意識が戻った事は覚えています。
本心はあのまま死にたかった。
でも、本当は突発的にやったことだと推察しています。
携帯電話も、パソコンも破損・・・。
私の中でも何かが破損しました。
今は加療申請を学校側に提出してほぼ休学のようになっています。それでも、テストだけはなんとか受けてみようと思っています。
無気力、無感動、やるきも出ない・・・怒りも出ない・・・。
自分の病気をきちんと理解しているつもりでした。
それは、とても甘い考えだったんだと思います。
みんな頑張っているのに、なんか・・・そんな風に頑張りたいけど、頑張れない自分自身が憎い。
あの時死ねなかった自分が気持ち悪い。
相変わらず死にたいと簡単に言う自分自身が情けなくて、薬と医者を絶ちました。
優しい先生に合わせる顔が無いんです。
でも、大学だけは友達と一緒に卒業したいと思うので、それだけは果たそうと決めています。
卒業が出来れば、その後は私は何をしたいのか、何を見つけるのか、今の段階では分からない状態ですが、その時に考えればいいと高をくくってその時が来る事を待とうと思います。
桐谷梨紗