[05]病棟日記-経過-
X線も撮った。MRIも撮った。痛いミエロもやった。ついでにCTスキャンもした。で、結果は椎間板ヘルニアが神経を圧迫しているため左足にしびれ、痛み、力が入らない、という症状が出ているというもの。当初の診断を裏付けるものだ。
ヘルニアは4番腰骨と5番腰骨の間にあって相当大きいうえ、神経が通っている脊柱管が狭いため、普通の人よりも圧迫され易いとのこと。症状は思えば9月29日発症以来痛みは軽くなっているものの大勢は変わっていない。
即ち通常の生活には支障がないが、痛みとしびれがあるために薬を飲んでいなくてはならない。当然重い物を持つ仕事は無理と言うわけである。
医師から詳しい説明を受けたが結局のところ手術をしてもなんら問題はないとのこと。要するに手術の決定は私次第ということなのだ。これにはちょっと困った。
腰椎の手術は簡単ではない。社会復帰には早くて4ヵ月かかる。下駄を預けないでほしい。事故や急病でかつぎ込まれたなら手術はいやおうなしで、本人も命に関わることだからどんな手術も許容する。困るのはのんびり入院している私のような人間なのだ。どうしよう?
たまごや
※1997年10月20日記述