[16]病棟日記-退院-
今日この病院を退院する。約3週間強の入院だったが得たものは大きかった。
まず感じたことは人間は無理をすれば必ずどこかにしわ寄せが来ると言うことだ。私は寝る時間を削って昼夜働いている。膨大なローンを抱えているからだ。そのまま続ければもしかしたら命を落したかも知れない。身体が休養を要求したのだ。今回の入院で十分休養できたと思う。人間は太古の昔より8時間働いて8時間寝て8時間遊ぶことによって健康を保つことが出来るようになっているのだ。無理をしてはいかん。
とりあえず手術は免れた。しかし減量と腹筋増強をしなければまた同じ症状で入院することになるだろう。今度は手術することになるだろう。先生、そして看護婦の皆さんお世話になりました。といっても私は元気な患者なのであまり世話をかけなかったような気がしますが(笑)
新患のEさんは手術らしいですね。お歳なのに大変そう。でも、それで腰が楽になるのだからしようがないですね。お歳なのに手術すると言うことは、それだけ身体が若く効果が期待されるからだから頑張って手術を受けましょう。Mさんいつまでも子供みたいなこと言ってんじゃねーぞ。看護婦さんの言うことは聞くもんだ。
それではみなさん、お大事に!!
1997年病棟日記-終り-
たまごや
※1997年10月31日記述