[22]整形外科へ行くときは
またまた腰痛が出ました。2008年6月29日の夜。何気なく屈んだら、腰の神経に違和感が…
以前腰痛のため大きい病院に入ったのが1997年の10月。そこで養生した後は、ことあるたびにローカルな整形外科に通います。大きい病院は先生が大学病院から来ていたりインターン学生がいたり、それなりに「最先端」という感じがします。
しかし、今回行った整形外科ではまるで時間が止まったような印象を受けました。結構地元では有名な整形外科医院なのですが、まず、老人が多い。整形外科はリハビリ・理学療法を行なうため機械が多い。そして患者捌きが上手。患者数は多いのですが、待たせることはあまりしません。こうみると高齢者を相手にしての保険料収入が目的ではないかと勘ぐってしまいます。
今回は腰痛を起こして10日になりますが、いまだに腰が重いので痛み止め薬をもらうために来院しました。診察は問診と足を曲げたり伸ばしたりの触診。そして4姿勢のレントゲン撮影。
その結果、診察では「ひどい状態」とのこと。しかし、どこがどうひどいのかの説明はなし。そしてコルセットは持っているかと。持っていないと答えると身体にぴったりしたコルセットを作ったほうが良い、とのこと。理学療法では低周波をあてるのですが、週三回ほど通うようにとの指示。
病名は、椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症。これは10年前から変わりません。椎間板ヘルニア自体はそれほど問題にはならないとのこと。炎症を起こして痛くなるのは脊柱管狭窄症のほうで、これがひどくなったら次の手を考えましょうとのことでした。
医者というのは一種の職人です。身体を直す修理人でもあるわけです。だから熟練した経験者が上手。この整形外科は古くからあるので先生は熟達した職人。そういう先生が見立てるのですから確かに「ひどい状態」なのかもしれません。しかし患者としてはなんとか健康な身体を取り戻したいと考えます。
そういった意味では、カイロプラクティックの先生のほうが理屈にあった説明をします。カイロプラクティックは地球の重力に逆らわない自然体を取り戻すための処方をします。時間はかかりますが身体のためには、理にかなっています。コルセットでは直らないと明言するのもカイロプラクティックの特長です。
今回、久しぶりに整形外科に行って、なんとなく残念な気分になったのでした。りました。
【まとめ】
・腰痛の際には、できるだけ大きな病院で最新の診察を受ける。
・それで手術が必要なほど重症あるいは感染症・合併症などが発見されたならば、その病院にかかって直す。
・手術が必要でない場合は、信頼のおける整体・カイロプラクティックにかかって体のゆがみ自体を直していく。
・痛み止めや湿布薬が欲しいときは健康保険で地元の整形外科にかかって薬をもらう。
こういった選択肢はいかがでしょうか?