[000]みんなで一緒に考える医療制度&経済学

「医療制度」というと、下々にはとりあえず関係ないと思いがち。けれど実際問題、団塊の世代より若い世代については、年金はおろか健康保険だってこの先どうなるか全くわからない時代に突入しているのです。
将来のもしもの時に備えて、まずは有名どころの医療保険に入るのも一案。でもそれで本当に安心かは誰にもわからない。なぜなら日本の医療制度がどこまで現状を維持できるのか誰にもわからないから。


それじゃあ、考えたってしょうがないという人もいるかも知れないけれど、まずは日本の医療制度の現状をよく知り、みんなで将来自分にとって一番医療制度とは何か考えてみることも重要と思うのです。これからの時代、一部の政治家や官僚にやりたいようにされるのではなく、国民自ら積極的に国に働きかけ、国民が一番納得できる制度を提案していくべきと思うのです。
昨今、格差という言葉をよく耳にするようになりました。問題になっているのは所得の格差の話ばかりですが、実は情報の格差というのも深刻な問題の1つです。必要な情報を持っていれば、適切な判断や行動をすることができるのですが、実はこれが所得の差に影響しているとも言われます。だから少しでも自分の生活に影響のありそうな情報は積極的に取り込み、理解しておくことが、結果的には掛け捨ての医療保険より自衛手段として有効になるかもしれません。
このメルマガではとかく難しく考えられがちな医療制度、医療にまつわる経済学を具体的な事例を紹介しながらやさしく解説したいと考えています。そして著者も一緒に勉強したいと考えています。
城戸 佳織

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