[03]マジメ系出会いサイトで申し込み者に仰天!

離婚後、新しい出逢いを求めてマジメ系お見合いサイトに登録した私は、それまでの人生にない驚きに遭遇する。
自身の写真は掲示せず、子どもがいることを了解して頂ける方、誠実でマジメな愛を育んでいきたいこと、「寂しがり屋なので遠距離は無理、近くの方を希望します」の3つをポイントに、自分の情報を公開した。すると、登録したその日に、申し込みメールが続々届いたのだ。その数にも驚いたが、もっと驚いたのは、私に申し込んできた男性陣の「質」である。
相手の年齢はみな私より年上で、最高齢は50歳代。まあ、年上ということ自体は特に問題はない。そしてほぼ離婚歴があったり子どもがいたりする。私も同じなのだから、その点も問題はない。問題は、「顔」である。私は決して面食いではないし、男性のルックスに関しては寛大であると思っていた。見た目よりも、性格や相性を重んじているつもりだった。でもそれは、ある程度の見栄えを無意識に選別した上でのことだったのだろうか。
半分以上の方は写真付きで申し込みをされるのだが、とてもじゃないけれど恋愛の対象にはなりえない、揃いも揃って「ゲー」な人ばかりなのだ。しかも、遠距離無理と希望しているにも関わらず、全国各地から「ゲー」な男たちが申し込みをしてくるのだ。
よくもまあ、この顔で写真を公開できるな、と思ったのだが、そこには理由があった。写真をみたらとても交際する気にはなれないので、写真のない人の情報をみて、申し込みを受けたとすれば申込者に費用がかかる。その後、メールのやりとりや写真を交換して断られるより、最初からみせておいた方が無駄な手間が省けるというものだ。あるいは焦っているのかもしれない。
どちらにしても、私は心底悲しくなっていた。私のスペックは、こんな「ゲー」な人にしか申し込まれないほど落ちぶれているのだろうか。人が振り返るほどの美人ではないにしろ、まだまだいけているわよ!と鏡を見ながら自分に言い聞かせるしかなかった。
本城愛子

[07]コミュニケーション

英語を母国語をしない日本人にとって、英語で交際をするというのは、あなたがバイリンガルや帰国子女でない限り大変なことだと思います。特に英語を母国語をする人達、アメリカ人やイギリス人達と話をすると、知らない単語が飛びかってくるし、喋るのも早いし、相手の言ってる事を聞くだけでぐったりしてしまいます。
逆に英語を母国語としない人達、アジア圏の人達やヨーロッパの人達(*ヨーロッパ人は英語の上達が早い)と英語を話すことはレベル的にも同じなので理解しやすいかもしれません。ただし、アクセントがきつくてわかりにくい場合もあり。たいてい、お互い難しい単語を知っているわけではないので、できるだけ簡単にわかりやすく話そうとします。
でも1つ問題が。英語を母国語としない人とお付き合いした場合、英語だけではなく、お互いの母国語も理解してほしいと思うようになります。つまり、私がタイ人の彼と付き合った場合、英語をはじめ、日本語とタイ語も最終的には理解できればいいということになります。まぁ3ケ国語も喋るなんて私には無理な話ですが、男性の方はわりに日本語を覚えてくれるほうが多いです。数回デートしたドイツ人の彼は全く日本語を理解しようとしてくれませんでしたが・・・
日本に住んでいる外国人ならば最低限の日本語はわかると思います。あなたがそんなに英語ができなくても、なんとか、コミュニケーションはとれるものです。最初から完璧な英語を喋らなくてもOKです。でも努力はして下さいね。わからない単語があれば彼にどんどん聞いて下さい。学校で勉強した英語はなんとなく堅い感じがするので、もうちょっとカジュアルな英語を彼から学びましょう。彼も日本語を覚えたいかもしれないので、あなたは彼に日本語を教えてあげましょう。
私は座る時に「よいしょ」と言う癖があるので、うちの旦那さまも「よいしょ」と言ってます。お互いの口癖などはスグに覚えられます。喧嘩の時は英語で言うとあまり感情がはいらないので、日本語で一気にまくしたてます。英語だと言い負かされてしまうので、日本語で対抗します。結局、決着はつかないのですが・・・・
谷川ともみ