CITROEN DS(1955~1975:France)
古きよき時代のフランスの代表的なクルマ。フランス映画にもよく登場している。
ステアリングを切るとヘッドライト内側が切った方向を照らすシステムや、この時代で既にセルフレベリング機能搭載しているなど感動的なクルマである。
シトロエンDS
1955年、衝撃的なでデビューを果たしたシトロエンDSは、外観もさることながら内面的にすべて新しいクルマであった。サスペンション、ブレーキ、クラッチ、ギアシフト、ステアリングなどの部位でオイルを介して作動するメカニズムは今尚驚きを禁じえない。まさに当時のエンジニアの理想をそのまま具現したクルマ、それがシトロエンDS。後にも先にもこれだけの夢を積んだクルマは私はお目にかかったことがない。
DSの後継者はCXだが実際にユニークさを引き継いだのはSMであろう。
総生産台数:1,415,719台(写真は1972年型DS21pallas)
2000.06.01