[05]子供達の遊び【べーごまのルール】

2019年4月27日

第5回
■子供達の遊び【べーごまのルール】
いろいろなルールがありますが、自分の使う独楽を回すヒモは自由で、又濡らして使うことも自由ですが、左巻きは大抵ダメとなっています。又同時に3?5人が同時にすることも出来ますが全部が場外に跳ね出されたら勝負無しです。又床の中で止まってしまっても勝負はないが、もし一つだけ廻っていて相手が伏せる「おかま」と云う状態になった時は、廻っている方の者が自分の独楽と「おかま」の相手の独楽を同時に掴めばその独楽を取ることが出来ます。
此の「べぇ独楽」戦いは壮絶であって、五人が同時に回す時など「五ガラべぇ」と一斉に声を掛けて床の中に入れて回します。中には最初から床に入らない者もいますが、これは失格となります。床に入った独楽は火花を散らしながら相手を飛ばしていく。これを見ていたら止められない気持ちになるのです。
此の「べぇ独楽」は上面にスジが曲がったのが一本ありますがその廻りは溝になっていますから、そこに各人思い思いの図柄を蝋で作ったり絵の具で色を付けたりして自分の独楽の動きを見られるようにしていました。中にはハンダを詰めたり鉛を入れて重くしたりした者も居ました。
しかし最初から鋳物で固めた「タンク」と称するものは使えなかったようです。
当時の子供達は学校から帰ると直ぐに「べえ独楽」をやり、日が暮れるまで熱中していた者が沢山居ました。中には凄く上手な子もいて、取った独楽をミカン箱一杯持っていた子も居ましたが、それを友達に駄菓子屋で買うより安く売っていたガッチリくた子も居ました。駄菓子屋で買えば2個1銭が友達からかえば3個1銭で、新品よりも加工がしてある分得な訳です。
このように「べえ独楽」と云っても、既製品を買ったままではなく、自分のものを人より強くしようと云う工夫と努力をしていたと思います。又自由に使えるお小遣いも無かったから作るより仕方がなかったと思います。
以上の「めんこ」も「べぇごま」の遊びは小学校に入っている年代で6.7才から12,3才位の年の遊びでありましたが、もっと小さい頃・・3才位からの遊びはもっと単純な遊びでした。
その当時は駄菓子屋で「ロー石」と云うものを売っていました。これは石のように固い物で縦8cm位横3cm位暑さ1cm位の石のように固いが舗装道路に白く書くことが出来るので、これで道路に○を書いてガラスで出来た平たい石の様な物を蹴って○の中に入れる遊びをしていました。
大体午後5時頃になると、外で遊んでいた子供達は「夕焼け小やけで日が暮れて」の歌のように、みんな家に帰って行きました。冬になって雪が積もれば「雪だるま」を作ったり、雪合戦をして元気に遊んで居ました、家に入ると小さなコタツがあって、中は炭桶に炭団(たどん)が赤々と燃え、その上で女の子はお手玉,綾取り、折り紙、など男の子は殆どコタツには入らず廻りで暴れて遊んでいました。