昭和の事件

第28回
■その日暮らしの人達
最も悲惨なのは地方の小さな農家の子達です。家がその日暮らしのような本当に貧乏な家の子供達です。その日のお米も麦も稗(ひえ)すらない状態です。都会であれば子供であっても親の手伝いで何とか仕 ...

学校と教育

第27回
■差別意識の中のいじめ
人間は生まれると直ぐに自分の環境を意識?します。昔は病院で生まれるなんてことはなかったのです。必ず自宅でお産婆さんの手によって生まれますから、産湯につかつてすぐに母親に抱かれます。それ ...

世相

第26回
■貧富・貴賤・職業の差別(2)
《ばた屋》
これは「拾い屋」とも云いましたが、当時は一戸に必ずゴミ箱がありました。これは道路端に縦横1mくらいで奥行きは30cmくらいで、真っ黒なコールタールを塗ったも ...

世相

第25回
■貧富・貴賤・職業の差別(1)
貧富貴賤と一口に言いますけれど、問題は「貧賤」でしょう?貧困は当時の日本の何十%の人は貧乏であり、金持ちと云われる人達は極僅かの時代でした。その貧乏人の子に生まれちゃったらこれ ...