KOENIG FERRARI TESTAROSSA turbo
ケーニッヒ フェラーリ テスタロッサ ターボ
1986年式KOENIG
●ケーニッヒ
スーパーカーブームが去っても、そんなことは関係無いかのように更にスーパーなクルマは作りつづけられてきた。世界中の金持ち相手に、またエンスージアストを相手に。フェラーリというクルマは極めてカリスマ性の高いクルマで、世界中にその愛好家がいる。そのほとんどが金持ちだが、中にはフェラーリ貧乏もいる。
フェラーリが５１２ＢＢのあとに作ったのがテスタロッサだ。テスタロッサとは「赤い頭」と言う意味で１９５０年代後半から１９６０年にかけてレースで活躍していたレーシングスポーツに付けられていた名前で、当時のV12エンジンのヘッドカバーが赤いことに由来している。
掛布君も愛用したテスタロッサは、そのままでも世界最高というくらいに速い車だが、ドイツ・ミュンヘンのケーニッヒにとっては世界最速のロードカーも退屈そのものであった。そして、この怪物とも言えるテスタロッサをとんでもないマシンに仕上げてしまったのである。
まず、エンジンはラジャのツインターボに換装、大容量空冷インタークーラーとウォーターインジェクションを装備。パワーは７１０馬力となる。もちろんそのパワーに合わせて、足回りも改善されている。ＢＢＳホイール、レース用クラッチ、ショックはコニを選択している。
イタリヤの「熱き血」とドイツの「剛健」さが融合したエキゾチックカー。まさに世界最強のスーパーカーである。
ケーニッヒ フェラーリ テスタロッサ ターボ
フェラーリの「熱き血」とドイツの「剛健」さが融合したエキゾチックカー。
ケーニッヒ フェラーリ テスタロッサ ターボ
ケーニッヒスペシャルチューンで700馬力オーバーを誇る。
Profile：
イタリアフェラーリのスーパーカー「テスタロッサ」を更にドイツ流にチューンした超弩級スーパーカー。これに比べたらテスタロッサも退屈の一言。
SPEC：
最高出力710ps
0→100km/h：3．8秒）
最高速：339km/h
フェラーリテスタロッサ
ベースとなったオリジナルのフェラーリテスタロッサ。このままでも十分速い。１９８４年パリサロンでデビュー。
フェラーリテスタロッサ
512BBの後継車たるテスタロッサ。テスタロッサとは「赤い頭」と言う意味で１９５０年代後半から１９６０年にかけてレースで活躍していたレーシングスポーツに付けられていた名前で、当時のV12エンジンのヘッドカバーが赤いことに由来している。
SPEC：
全長4474ｘ全幅1970mm
乗車定員2名
駆動方式：ミッドシップエンジンリアドライブ（MR）
エンジン：4943cc水平対向12気筒DOHC（390ps）
最高速：290km/h
2000.06.26
