[11]離婚の調停って

 こんにちは、汐野 流です。
お米も果物も皆みんなおいしい季節です。
離婚は気力もなにがしかの費用もかかります。
まずは、ちゃんとおいしくものを頂いて頑張りたいもの。

 さて今回離婚の調停って?を書かせて頂きます。
これですんなりいい条件で離婚出来る事を心からお祈り申し上げます。
同時に、これが最後ではないのですから、私のように突っぱねてもかまわないわけです。
まずはやってみようという事で、書きますね。

 家庭裁判所で通常月1回、行われます。
私は6回足を運びました。
調停員、男1名、女1名のセットになっています。
これと個室で話をする事になります。
別室に夫、または夫と弁護士がいまして、かわりばんこに調停員セットが双方の話を聞くわけです。
調停員は地区の有識者ということになっています。
双方の話しを付き合わせて解決の折り合いを付けようというものです。

 私の場合、時間配分はかなり私に不利でした。
相手と30?40分話し、私と15?20分話す事が多かったですね。
話しの主導権は調停員男のみ、調停員女は付け合わせでした。
これはおそらく私のいる地域の欠陥だと思います。
男は銀行員上がり、(自分で自慢していた)女は同情を精一杯示してはくれるのですが、それ以上の事はなし。
 調停員はずれだ!と思いましたが、変更は出来ない決まりになっています。
「おとこは別れた子供に金払うってむなしいんですよ、わかんないですか?」
という素晴らしい暴言をお吐きになったのでございます。
これは日本中でかなり最悪のケースかと思います。
こちらの言い分を聞く事はなく全て相手が言った事からの質問時効に終始しました。

 通常は調停でDVの確認や結婚生活の破綻原因などを双方から聴取するでしょう。
タイミングです。後は。
どこで折り合うか。

 DVを認めぬまま幾ばくかのカネは養育費で出す、とかいわれましたので私の場合迷いは大いにありましたが蹴ってしまいました。
この辺は皆さん、うまくやってくださいませ。
ここで了解したら明日から青い空をみあげることもできるんだ、そう思いはしたのですが、おかしなもので、謝りもせんでカネ受け取れ???
って、腹が立ってしまって、これから生きていくにはカネじゃなくプライドが必要なんじゃあ、なんて思って蹴飛ばしてしまいました。(笑)

 決裂した場合、裁判官がお部屋に来てこの調停は成立せず、後は裁判になります、とか述べます。

 調停を乗り切るコツはリラックスしかありません。
家庭裁判所なんて通常いく所ではありません。
なんかすごいストレスです。
普通に暮らしていたら一生行く機会のない場所です。
自分を守るのは自分しかない。
覚悟を決めて胸を張ってこれからの自分のために闘うしかありません。
誘導尋問に引っかからず、結婚生活の破綻原因を繰り返し訴えるしかないように思います。
相手は法律のプロではなくその辺の引退したじじばば。
常識に訴えるしかないかもしれません。
怖くない、頑張って成功を収めて下さいね。

汐野 流