[05]離婚の成立条件

こんにちは、汐野 流です。

今回は法律で認められた離婚の成立条件についてです。

って言いますのは、結婚については非常に緩いんです。
ところが離婚となると、基本的に国家はさせたくないらしい。
よほどのことが無いと離婚出来ない、我慢しておれということなのでしょうか。
これはあくまで私感ですが、離婚の際、女性に厳しい。
わがまま、そんなことどこの家庭にも多かれ少なかれある、などと言われがちです、ひどい話ですが。

しかし、別れたいと思うのはそれ相応の理由があるから。
少しでも有利な離婚にしましょう。

1)双方に離婚の意思がある
2)不貞行為
3)生活費を渡さない
4)別居7年
5)行方不明3年
6)重度な精神病で回復の見込みが無い

大雑把にこんな感じです。
これは無料の法律相談で弁護士に聞いたことから書きました。

私の「一度でも暴力を受けたら別れなさい」とはだいぶ違う。(笑)

2)~6)は証拠資料が必要です。
DVについても、警察を呼ぶ、医者の診断書をとる、証拠写真などが無いと認めてもらえません。
DVも離婚の成立条件「悪意の遺棄」に該当するという弁護士もいます。
ですから、我慢せず医師にかかり、診断書をとらないといけません。

別居は、拡大解釈してみます。
たび重なる暴力のため何度も家をでたこともあり。
好き勝手にでたのではなく、暴力によりいられなかった、と証拠を残さないといけません。
短期でも証拠を残すと準じて考慮されるようです。
無駄になるかもしれなくても、証拠第一。
条規の成立条件に近づけるような資料は必要です。

結構難しいのです。
時効が5年。
別居して7年経ったときに「それは時効です」
相談窓口の弁護士に言われて、え?????っと思いました。

もういい!
と、裸一貫ではんこを押す女性は多いですね。
あんな地獄よりまし!

思いは解るけど、なんか悔しいですね。
きっちり該当しなくてもこの期間お金を入れなかった、この期間暴力のため実家に帰らざるを得なかった、などあらゆる資料作りは絶対にあなたの力になります。

たたかれたら、怖がらず家をでちゃいましょう。
変な言い方ですが、成立条件は作ろうと目標にしなきゃ。

引き返すのは恥じゃなくて勇気だと思いますよ。

汐野 流

[04]きっぱり決断しましょ!

 離婚は結婚より数倍大変です。
それを乗り切るのはまず、肝を据えることにつきると思います。

 人間って心はお天気でも財布の中身でも左右される。
不安になる日もある。
白黒はっきり言う汐野おばさんだってそんな気持ちは解る。

 しかし、今とは違う自分を歩むには、しっかり決断しなくちゃ。
後日記述させてもらいます裁判所とか調停とか、そういう所で言い負かされないためには2行か3行で気持ちを整理しなくちゃ。

(私の場合
  1)耐えるのは限界を超した
  2)全て清算したい
  3)こどもは私のだ
 これにつきてました)

 また、夫もある意味では私より私のことをよく知っている訳です。
私の気持ちの隙間に上手に入り込んだり、自分の打たれ弱い部分をえぐったりします。
「あの時、俺がいなかったら大変なことになってた、絶対」
「お前は一人では生きられない、感情のコントロールが出来ないじゃないか」

いいあたる言葉に頷いたら、開いての思うつぼ。

 恩を売ったって、現実に今何もしてくれて無いじゃないか。
泣いたってわめいたっていいじゃないか、あなたに起因したことで泣いて来たんじゃないか。

 そういう冷ややかな目で開いてを見なくては泥沼から抜け出せない。

矛盾するようですが、別れたいのに別れられず現状を長引かせてしまう、そういうようそってあるのです、当然。
だからこそ強い決断を何回もしないと駄目なのです。

 今の私には出来ないことも、その中でどんどん出来ることが増えます。
自分を信じましょ。
チャンスはあるんです、誰にだって、作れるんです。
外に出て空気を吸って、居心地の良い場所にほんの少しでも身を置いて、負けないことです。

 時間は返してもらえないけど、今から先の自由を得ることは出来る。
そのための戦闘は覚悟しましょ。
有利に戦いを繰り広げることは出来ます。
冷静に受けた行為を記録しておけばいいのだから。

 迷わないで決断すること。
それはこれからの力になります。

汐野 流