[016]ようこそ日本へ その1

「ブルゴーニュ通信局」をいつもご愛読有難うございます。
さて1ヶ月強にもなってしまった同僚との帰国旅行からやっとディジョンに戻って来ました。日本どころか海外は初めてという外国人に日本案内をするという事は日本人としての自分を振り返る良い機会にもなりました。ワールドカップの恩恵でしょうか以前に比べて英語を始めとする外国語の表示が多くなり外国人でご年配夫婦の個人旅行者などを見かけたりしてちょっと驚きました。
本編から3回にかけて「外国人向け日本旅行」や仏旅行の準備に役立ちそうな情報をお伝えしたいと思います。そのご予定がある方ご参考にしてみて下さい。
今回の同僚を含めて私の知る限りでは外国人旅行者は「畳」と「布団」そして「肩まで漬かれる湯船のあるお風呂」に日本をイメージしているようです。でもそれは「高級和風旅館」「露天のある温泉」でなくてもOK。私の選択である「ホテル福田屋」と都内の「健康ランド」はいつも好評ですよ。
福田屋は渋谷駅に近く、とてもレトロな造りの和風旅館。もちろんお約束のものあり。お風呂だって家族風呂の大きなもの。都内観光名所にも横浜にも交通の便が良く、近くにはネットカフェもあるし、24時間営業の店も多く、またガイドブック掲載される日本の大都市そのものがあります。Japanese Inn Group加盟のここは外国人宿泊客がとても多いのです。

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[015]デュエット曲

「カラオケ」はその言葉が日本語だと私の同僚は知らない程に近代の仏文化に浸透しとても人気のある余興です。綺麗なお姉さんとデュエットするのがオジサンの楽しみというのは日仏共通のようで。
そのせいでしょうか、ラジオや歌謡番組で聞く曲の中にデュエット曲が多いのは。しかし日本と大きく違うのは仏語と外国語に2ヶ国語歌詞があるという点。日本のようにTOEICスコアが就職に大ききく影響する最近のフランスではデュエット曲も仏英多し。その他の人気外国語はイタリア語らしく仏伊版もよく聞きます。ここまでなら私も仏語学習者として一つ覚えて素敵なあの人と歌ってみようかという気になりますが、英伊版まで来るとお手上げだ!
イタリアの人気歌手、エロス・ラマゾォティはフランスでもヒット曲が多い。私は歌詞が分らなくても彼の歌声に魅了されラジオに向かって絶叫する一人です。その彼が米国歌手のティナ・ターナーやシェールとデュエットしてこちらのヒットチャートに載りラジオでもよくかかります。しかしここまで来ると聞くのが精一杯でそれをマスターして憧れの君と一緒になんて夢のまた夢。

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